木村がおすすめしている、目薬の方法です。

まず、手を洗います。

キャップを外します。

利き手と反対の手の人差し指で下瞼の真ん中付近まつ毛に近いところを下に引いて、できるだけ大きく赤いところ(眼瞼結膜)が見えるようにします。

顎を上げます。難しい場合は、仰向きにねっころがるのも良いです。

利き手で目薬を持ち、下瞼を開いている手を支点にして、眼球とまつ毛に点眼瓶の先端が触れないようにして、点眼を一滴、赤目(眼瞼結膜)と白目(眼球結膜)の間を目標に落とします。

溢れた目薬は濡れたティッシュなどでそっとぬぐいます。

目はぎゅっと閉じると目薬が押し出されてしまうので、そーっと目を閉じて、しばらくそのままでいてください。目薬を目に浸透させるイメージです。

緑内障の目薬の場合は、特にしっかりと効果を出したいので、10分間、目を閉じたままでいてください。10分間は実際に体験すると非常に長く感じるかと思いますが、眼圧下降効果が20%くらいアップします。点眼した後に、すぐに目をパチパチ、まばたきをすると、涙と一緒に目薬が鼻の奥に流れていってしまうので、そーっと目を閉じたままでいましょう。

点眼後、目と鼻の間(涙囊部)を圧迫すると、鼻や喉の方に目薬が流れ込まないために、全身の副作用が起きにくく、かつ、眼のまわりの目薬の濃度が高まり効果的です。ただ、毎日点眼のたびに目と鼻の間を10分間も圧迫するのは現実的に困難ですし、私は一度もしたことがありません。全身への副作用が懸念される場合や、妊娠初期に抗アレルギー点眼をする(推奨しません)場合を除き、涙囊部圧迫は厳密に行わなくて良いと思います。