Googleの生成AI にびっくりしました
10分弱くらいかな、待ち時間あったけど、Googleが立派なレポートを作ってくれたので、下に貼ってみます。(ジェミニに聞いたところ、著作権的に貼ってOKでした)
個人的には、発売されないのかなーと何年も前から注目している、サイトメガロウイルスに対する点眼(ガンシクロビル)の情報に関して、アンテナを張っていたつもりですが、Googleには全くかないませんでした。欧米ではずっと前から(2009年認可)普通に処方されているようですが、ヘルペス角膜炎に対して使用されているようです。私を含め日本の眼科医はヘルペス角膜炎には、ゾビラックス眼軟膏(アシクロビル)を処方するので、私を含め、95%くらいの眼科医はガンシクロビル点眼の処方経験はないと思います(木村の感覚)。北海道では某大病院で、特別なケースにおいてのみ使用されている状況で、使用のハードルは非常に高いです。
AIがまとめてくれた報告にはガンシクロビル点眼の日本での発売の「予想されるタイムライン」として「2025年申請、2026年発売」
と書いてありますが、これに関しては、私の信頼している先生からの情報で「第III相試験までいったものの・・・」という話も聞いています。
結局、真偽の程は、AIに聞くににも加え、対面での講演会の情報交換会などもに参加して情報を得てゆくことが必要です。
近視、緑内障、加齢黄斑変性 など患者さんが多い疾患に関しては、製薬会社も利益が上がるので、熱心に開発してくれますが、希少疾患となると、開発に投資した分の回収が見込めないのでなかなか開発が進まない、という現状もありそうです。
患者さんは非常に多いドライアイの点眼ですら、明らかに10年前に比べて、院内在庫が安定しなくなっています。コメと同じ?
健康保険制度の終わりの始まりでなければ良いのですが・・・・
子供の近視予防の点眼薬 リジュセアミニ (当院では点眼薬 1ヶ月分 4,380円。3ヶ月ごとの検査代金 は4,500 円)は 、自費治療として 非常に多くの眼科で手に入れることができるようになっているかと思います。
インフレの中、子育て世帯にとっては、決して安くない出費になるかと思います。
保護者の方には「昼間に、毎日2時間外で過ごす時間を作る」ということは、自費治療するにしても、しないにしても、ぜひ実践してほしいですし、必ずしも自費の治療だけが近視予防に効果があるわけではないですよ。まず、できることだけでもはじめてみましょう!」
とお話ししています。